第3の自然派の波・到来

健康志向による第三の有機・オーガニック市場の波が来ているそうです。特に女性の力が大きく食品だけでなく、化粧品や衣料品分野にも及ぶとか。

日本経済新聞Webで6/16に掲載された文を一部ご紹介します。

「有機」「オーガニック」をうたう食品や化粧品の市場が拡大している。

東京都心に大手流通業が専門店を開業したり、
新たな見本市が始まったりと、関連ビジネスも活発になってきた。

背景にあるのは高まる一方の健康志向。
主な担い手は健康と美に出費を惜しまない女性たちだ。

■ビオ志向のスーパーが増加
東京では昨年末、イオンがフランス企業と合弁で
麻布十番にスーパー「ビオセボン」を開いた。

イオンは有機認証を受けた商品だけのプライベートブランド
(PB=自主企画)も創設した。

■付加価値を高める有力な手段に
「現在、オーガニック市場の拡大は第3段階にある」と、
自然農産物ビジネスで長い経験を持つ徳江倫明氏は分析する。

第1段階は19世紀末から1950年代ごろまでの「先駆者」の時代。
公害や化学肥料などへの危機感から、一部の人々が自然農法に取り組んだ。

第2段階は70年代以降。消費者の関心も高まり、
政府なども協力した結果、有機認証制度の整備へと進んだ
時代だ。

日本の農業や食品・衣料産業、流通業では、
今後、いかに個性や付加価値の高い商品を提供し
生産性を上げるかが共通の課題となっている。

確かに、有機、自然、ビオ、オーガニックといったキーワードが
年々上位へと動いている感覚があります。

日頃の消費は抑えても、自分のこだわる食や衣服に
こだわる人は価格が上がっても、手に入れようとする傾向が
年々高まっています。

例えば、オーガニックコットンのTシャツなど
通常のコットンと比べ、一桁違うほど!!

2020年にオリンピックも控え、海外からの観光客も増えます。
消費者の選択肢が増えるのは、嬉しいことですね!

イオンだけでなく、他社もこの第3の波を意識した商品展開を
続々と発表しており、今後に非常に期待が持てます!!