経皮毒について

出産の際に、羊水がシャンプーの匂いがする!と聞いたことがありますか?

私はこの話を聞いてすぐにシャンプーを変えました!

これは経皮毒というもので、皮膚から有害性のある化学物質が吸収されているのです!!!

通常、皮膚細胞に関わらず細胞膜は分子量500以上の大きな物質は通さないという特性を持っており、それが異物の浸入を防ぐバリア機能となっています。

しかし、私たちが普段使っている日用品

洗剤、シャンプー、リンス、ヘアケア剤、カラーリング剤、化粧品、基礎化粧品、歯磨き粉など

には、脂溶性溶剤や合成界面活性剤、分子のサイズが非常に小さい化学物質が多く含まれています。

脂溶性の高い有害化学物質は、細胞膜や細胞のすきまを潜り抜け、真皮の毛細血管まで浸入するか、あるいは、これらの合成界面活性剤などで角質層が破壊され、そこから浸入すると考えられています。

そして、 真皮の下にはある皮下組織は脂肪が多く含まれているため、この脂肪に溶けやすい有害物質が蓄積します。また、血液を通った脂溶性物質は

子宮や脳に蓄積されやすい

と言われています。

口からはいる毒、たとえば食品に使われてる食品添加物や残留農薬などの経口毒が、肝臓・腎臓などで解毒し、約90%は体外に排出されるのに対して、

皮膚から入った化学物質は10日かかって10%も排出されない

と言われています。

そして、そのほとんどは皮下組織に蓄積されると考えられています。

蓄積され続けると、肌荒れ、湿疹、アレルギー性皮膚炎といった皮膚のトラブルが起こります。

経皮毒を防ぐ為には

・カラーリング、パーマはオススメしません。

・化粧品や基礎化粧品、ハンドクリーム、食器洗剤や衣料用洗剤も、天然由来成分のものを選ぶ。

・肌に直接当たる下着やナプキンは天然素材のものを選ぶ。

食べる物と同じ感覚で、身につけるものも、普段使うものも、買う際に意識することをお勧めします。